寡黙な死骸 みだらな弔い

こわい夢を見た。


気づいたらバイト先にいて、周りがキャッキャウフフしてたからやることないなぁなんて思って大学の課題やってたら上司に「お前はほんと自分のことしか考えてねーなー」っていわれてその通りだなぁ、ついにはっきり言われてしまった、とガクブルしてた。
これが一つめ。
二つめはなんか気づいたら自分の子供を抱っこしてた。赤ちゃん。父はわからないけどとにかくまいべいびー。とりあえず公園にでもつれてこうかと駅に向かって歩いてたのだけれど上手く抱けない。赤ちゃんをクルクル抱きかえながら歩く。途中で赤ちゃんを抱いてる記憶しかないことに気づく。じゃあミルクとおむつとかの世話はだれがしてるんだろう。抱いてるだけ、っていうかそれすらままならないって母親として失格だろ…と思ってたら同級の友達(歯学部男子)に会う。「ああ、その子がzyunnyouっちの子供?ふっくらして可愛いなぁ!」そう言われた途端にますます抱きづらくなった。高速クルクル。あと凄くおもくなった。立ちヒザでぎりぎり移動するくらいに。油断すると後ろに倒れる。どんどん自分が嫌になってきて来た道を引き換えしてスーパーのおもちゃ売り場に行く。我が子はハイハイをすっ飛ばしてうにゃうにゃ話しながらつかまり立ちして移動してた。なにこの超スピード成長。超スピード成長はとどまることを知らずに気づいたら狂犬になってスクール水着つるぺたな女の子に噛み付こうとしていた。あわててわたしは狂犬となった我が子の首をおもいっきり絞めて殺した。首は絞めるとコリコリした感触がして心地良かった。悲しくはなかった。やっぱり母親失格だなぁと自己嫌悪した。